死のカーテン
- 作者:奥山 輝実
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
大学時代の親友の喪中葉書が相次いで届きました。
若い頃の思い出が蘇ってきます・・・あの頃は「死」とは無縁でした。
医者となり「死」と向きあうことは日常茶飯事になりましたが、
親友の死は、まるで「もうひとりの自分」が死んだような不思議な感覚を覚えました。
すでに今生の「私」も、これまでに何度かの「死」の人生の節目を通り過ぎてきています。
平行次元となった「私の死」をいくつも見てきて気づいたことは、
「今ここ」を生きている私が最幸だ、ということです。
今生、すでに死んでいった「もうひとりの私」たちが「今ここ」の私を、まるで守護霊のように支えてくれています。
それだけで「今ここ」を生きることに、感謝と喜びでいっぱいになります。
「今ここ」を生きている自分を思いっきり抱きしめたくなります。
「死」というカーテンの向こうにいる「もうひとりの私」たちに、
最幸最上の生きざまを見せてあげたくなります。
死は祝福された通過点です。
そこで死を楽しむのもよし、さっさと次へ進むのもよし・・・。
2020年は、誰もが自分の死と向きあう年になりますよ。
P.S. 亡き親友たちの御霊前に「黄泉医学」を送りました。
もし冥府をさまよっていても、この本をお供えすれば、波動的に瞬時に「死に方」を読み取ってくれて、黄泉の世界へと無事に昇ってくれることでしょう。