幽幻医学

幽幻医学  五次元波動へのパスポート

幽幻医学 五次元波動へのパスポート

  • 作者:奥山 輝実
  • 出版社/メーカー: ヒカルランド
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  統合失調症と診断された方々の中には「させられ体験」を強く訴える方がおられます。

 させられ体験
 自我の能動性の障害であり、自己の思考、意志、衝動、感情などが、他者によって操られていると感ずる体験をいう。作為体験ともいう。患者は「外から……される」とか「他人に……させられる」と、ありありと体験することが特徴的である。思考面でのさせられ体験はさせられ思考とよばれ、他人に考え「させられる」とか、自分の思考が干渉「される」と確信する。これらは統合失調症精神分裂病)性の自我意識の障害とされ、ドイツの精神病理学者シュナイダーKurt Schneider(1887―1967)は、対話性幻聴、思考化声、妄想知覚と並んでこれを統合失調症の第一級症状とし、統合失調症の診断上、重要な症状とした。
 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)より抜粋

 誰かにとんでもない命令をされる、何か(幽霊や悪魔)が思考に干渉してきて支配されることが増えてくると、次第に本当の自分が誰だかわからなくなっていく恐怖感や焦燥感にさいなまれて暴れたり逃げ出したりしたり、自我を見失ってしまう深い喪失感に落ち込んで無為無動になったりしてしまいます。

 精神医学では、症状を薬物で抑え込みます。
「症状が消えた=治った」のなら、抗精神病薬も終わりにできるはずですが永遠に・・・死ぬまで服用させられます。

 三次元世界の常識ではありえないこと=異常でした。常識と異なることは世の中から許されなかったのです。
 例えば、尿を飲め!・・・5次元世界では自然医学の中の尿療法として当たり前のことです。
 便を喰え!・・・すでに三次元世界でも確立されている便移植療法をうまく表現できなかっただけかもしれません。だって腸内フローラの知識などない素人さんですもの。
 親を殺せ!・・・潜在意識や守護霊などの高次の存在からの「共依存を脱却しなさい」というメッセージかもしれません。「仏に逢うては仏を殺せ 父母に逢うては父母を殺せ」と説いた臨済宗の高僧たちはみんな統合失調症だった? 
 喰うな!・・・断食でデトックスしてくれ!という身体の切実な声かもしれません。
 風呂が怖い!・・・溺死した過去生のトラウマが浮かび上がってきただけかもしれません。
 髪を洗うな!・・・シャンプー&リンスの合成化学洗剤を拒否する身体の声かもしれません。
 空を飛べ!・・・自由になりたいという魂の叫び声かもしれません。

 三次元世界の常識ではすべて病的異常にしか見えなくても、五次元世界の自然医学や波動量子医学の智恵を用いれば、患者さんから投げかけられた禅問答のような謎を解くことができることが多々あります。

 自然医学は、まず体の声、こころの声、魂の声に耳を傾けます。そして、どの毒からデトックスしたがっているのかを聞き出します。させられ体験に秘められた心身魂からのメッセージを読み解いていき、オーダーメイドの食養生と生活養生を指導していくのが五次元の自然医学です。

 守護霊の声を聞く際には、霊障医学も必要になります。
本物の守護霊や神仏からのメッセージであっても、患者さんの意識下に渦巻く恐怖や不安や自己卑下などの色眼鏡を通して伝わってくると、ネガティブな脅迫的内容に置き換わってしまうこともあるからです。
そんな経緯を知っていれば色眼鏡をはずして、守護霊や神仏の声に向きあえるように導くこともできますが、知らない医者は精神異常のレッテルを貼って一件落着させてしまいます。

 守護霊、特にとてもかわいがってくれた亡き祖父母が「させられ体験」の犯人だったこともあります。これもあの世からの大切なメッセージだととらえるのか、精神異常で片づけてしまうのか、大きな人生の節目になります。
あの世の知識=黄泉医学があれば、亡き祖父母の神意を読み解いてあげることができます。三次元世界のこの分野は、確かに怪しげな教祖や霊能者たちが蠢いている魑魅魍魎の世界ではありますが、家族の誰かひとりでも五次元人ならば、簡単に見抜いて騙されることはありません。

 五次元の未来生や平行次元にいる「もうひとりの自分」が「させられ体験」の犯人だったこともあります。五次元世界は縄文開窮した世界です。未来生からのメッセージを理解するには、本物の縄文生活の知識が必要になります。従来の3次元での縄文知識はまったく役立ちません。寄り添う家族も医療者も、患者さんのいる未来生を実体験してこなければ、とても理解できる世界ではありません。雑草を美味しく食べたり、動物や木々と話をしたり、宇宙人と繋がったり・・・実体験すれば、患者さんのいる世界が「なるほどな」と腑に落ちて安堵できます。

 平行次元にいる「もうひとりの自分」は必死です。何とかして助けてあげたい、という熱い思いが時空を超えて伝わってきます。その熱い想念に「させられて」しまうことも多いのです。

 過去生での教訓や決心が、同じ轍を踏もうとしている今生に「させられ体験」の形で強く干渉してきていることもあります。

 すべての事象に原因と意味と結果がある・・・これは宇宙の理です。

 その結果のみに対症療法でしか向き合えなかったのが精神医学でした。

 幽幻医学は「させられ体験」の原因と意味から解決していく五次元世界の医療です。樹医は花を見ただけで、根が張っている土壌とそこに住む微生物たちの世界がわかります。美しい花を咲かせるには、まず土壌と微生物たちの世界に入って行かなければいけません。「させられ体験」の治療も、その土壌を理解して、微生物たちと話をしていくことから始まるのです。