デジタル霊障

霊障医学

霊障医学

  • 作者:奥山 輝実
  • 出版社/メーカー: ヒカルランド
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 霊障医学からお裾分けです。

デジタル霊障
 五感を大切にするとは、感性を大切にするということです。
 スマホをずっと見ながら歩いている人たちは、電車内でも、ATM待ちの行列でも、ラーメン屋のカウンター席でもずっとスマホです。カップルでいても二人ともスマホに釘付け。きっと朝起きた時から夜寝るまでずっとスマホなのでしょう。

 電磁波の問題はさておき、スマホは視る力を奪います。意識もスマホの奴隷に成り下がってしまいます。やめられなくなる、離れられなくなる、完全な依存症です。スマホ中毒という病ですが、ある意味、スマホというデジタル霊障に憑依された新型霊障病だとも言えます。

 スマホを見ている人たちはみんな、うつむいています。後頭部と後頚部の継ぎ目が無防備でガラ空きの姿勢です。
必殺仕事人なら簡単に任務完了できてしまいますね。
上から落ちてくるように憑依するのが得意な動物霊たちにとっては格好のターゲットです。背後から忍び寄ってくる霊障も容易に憑依して脳と脳幹を支配し、自律神経系と免疫系をアンダーコントロールしてしまいます。肩にピカチュウを乗せているのはカワイイですが、動物霊を乗せて歩きたくはないですね。

 スマホ中毒になると、眼球も網膜も疲労困憊しているので動物霊や霊障の意のままになります。
動物霊たちは魑魅魍魎の世界を見せてくれます。
霊障はあらゆる地獄絵図を見せてくれます。
その恐怖と不安が、ますます動物霊や霊障を呼び寄せてしまいます。幻覚が現実世界を冒してしまい、やがて意識が完全に動物霊や霊障のものとなってしまうと、もはや回復への手だてはありません。

 スマホ依存症の人たちは、思考パターンが極めてデジタル的です。表面的な善悪でしか判断できなくなっています。簡単に情報操作や印象操作されたまま白黒の決着をつけようとします。

 創造力は白黒の間の灰色から生まれ出てきます。許す力も共感力もグレーゾーンに息づいています。ゼロと1しかない世界には、思いやる気持ちも慈愛もありません。

 慈愛も共感力も光の波動です。光に弱い動物霊や霊障は、慈愛や共感力のないデジタル脳が大好きですので大挙して集まってきます。そして動物霊や霊障の安住の地となるように憑依した人のこころにジメジメと暗い暗幕を何重にも張り巡らします。生活リズムを夜型に変えて、昼間は暗い部屋の中に閉じこもるようにさせます。食事も動物霊が好きな高カロリー高脂質で砂糖たっぷりのものを求めるようになります。

 デジタル霊障に憑依された脳は、大量の糖質カロリーと熱エネルギーを求めるので、頭熱足寒がますます悪化していきます。身体には冷え、悪血、気滞がどんどんと溜まっていき、やがて万病を引き起こしても脳の暴走は止まりません。動物霊は憑依した宿主と持ちつ持たれつの関係を保つことが多いですが、デジタル霊障は冷酷無残に宿主から生気を搾取していきます。

 ウィリアム・レイ博士が掲げた電磁波過敏症の症状は、そのままこのデジタル霊障の症状に当てはまります。
・視力障害、目が痛い、目がうずく
・皮膚が乾燥する、赤くなる、湿疹が出る
・鼻づまり、鼻水が止まらない
・顔がほてる、むくむ、吹き出物、ピリピリした不快感
口内炎が頻発する、歯周病、メタリックな味がする
・歯や顎の痛み
・粘膜の乾燥、異常なのどの渇き
・頭痛、短期的記憶喪失、うつ症状
・異常な疲れ、集中力の欠如
・めまい、耳鳴り、気を失いそうになる、吐き気
・首筋や肩のこり、腕の筋肉や関節の痛み
・呼吸困難、動悸
・腕や足のしびれとマヒ

 デジタル霊障のもうひとつの特徴は、瞬時に無限大に増殖できることです。時空間を超越した霊障だとも言えます。
 ネット上の匿名性は、人のこころの闇への出入り口です。デジタル霊障はこの扉を行き来しながら同じ波動、同じ闇を持った人たちへと瞬時に憑依していきます。デジタル霊障が幻影して陥れる極度の恐怖にあおられた人々は、極端な攻撃性と残忍性を帯びたままゾンビのようにこの世をさまよっています。その結果、この世の全体的な波動がどんどん低下して、デジタル霊障病がますます増加しているのが現状です。

 対処法は、見ない、近づかないです。
 例え営業職の方でも、本当に必要な電話やメール、SNSだけに絞ることはできます。歩きながら、食べながら、くつろぎながら・・・ながらしながらのスマホは必要不可欠なものではありません。
 誰かと、何かと繋がっていたい。
 その不安感にデジタル霊障はつけこんできます。 デジタル霊障を予防するためには、ネットのオンオフ権を自らの手に取り戻す努力をすることから始めましょう。