魔物たちが住む世界・・・

霊障医学

霊障医学

  • 作者: 奥山輝実,森美智代[推薦],寺山心一翁[推薦]
  • 出版社/メーカー: ヒカルランド
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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  • 重度の霊障病の人には、こんなケースもあります・・・

    降り立ったのは・・・何もないところでした。体もありません。

    ただ薄暗い闇の中にいるようで・・・とても悲しくなって泣けてしまいます。

    観音さまが急いで迎えに来てくださいました。

    「観音さま、あそこはどこですか? あれは何だったのですか?」

    「あそこは魔物たちが住む世界です。

    足を取られたら、もう抜け出せなくなってしまいます」

    「観音さま、どんな魔物たちがあそこに住んでいるのですか?」

    「浄化しきれなかった人間の汚い、残酷な感情の塊です」

    「観音さま、なぜ私はあんなに泣いてしまったのですか?」

    「何とも言えない恐怖心や絶望感を感じたのでしょう」

    「観音さま、なぜ私は魔物たちの世界を見る必要があったのですか?」

    「あなたには、光の世界も闇の世界も見てもらいましたよね。

    だから、魔物の世界もあることを知っておいてもらった方が良いと思い、見てもらいました。

    あそこは神々も黙認している世界です。

    神々も、特に何か対処しようとは思っていません。

    あそこはもう仕方ないところです」

    「なぜ神さまたちは、あの魔物の世界を黙認しているのですか?」

    「あれはあれで存在していても良い、と思うからです」

    「あの魔物の世界は、何の役に立っているのですか?」

    「そのあまりにも残酷で、浄化しきれないものを、あそこで引き取ってもらっているのです。

    それを外に出してしまったら大変なことになるので、そのような残酷で無慈悲な人間の感情をひとつの世界として作って、封印しているのです」

    「観音さま、魔物の世界と闇の世界とは、どんな関係があるのですか?」

    「闇は光の裏側として存在するものです。

    光と一対のひとつのものが存在するための対極の働きをしています。

    魔物の世界とは全く別のものです」

    「観音さま、魔物の世界には、王や神はいないのですか?」

    「神のような存在はいません。リーダー的な存在もコロコロと変わります。

    その時、一番強いものがリーダーになります」

    「観音さま、どうしたらあの魔物の世界を遠ざけることができますか?」

    「あなたが光に目覚めることです」

    「観音さま、どんな人間があの魔物の世界に落ちるのですか?」

    「何回も生まれ変わっても、すごい因縁やカルマで殺人を犯してしまう人たちなどが多いです」

    「あの魔物の世界は、宇宙にもありますか?」

    「あれは地球だけの世界です」

    「それはなぜですか?」

    「地球には愛が足りない人が大勢いるからです」

    「なぜ地球には愛が足りない人が多いのですか?」

    「光を受けられない人たちは、愛が足りなくなります」

    「どうしたら光を受けられない人たちに愛を与えることができますか?」

    「自分のためではなく、人のために生きるようになれば、光を受けとめられるようになります。

    自分のことだけしか見えず、自分ひとりの世界で生きている人には、こちらからどんなに光を送っても届きません」

    「観音さま、光が届かない人たちは、今、どれくらいいますか?」

    「4割です。前はもっと多かったのですが、ここ最近は減ってきています」

    「なぜ最近は減ってきたのでしょうか?」

    「それだけ気づいてくれる人が多くなったからです」

    「4割の光の届かない人たちに、何かできることはありますか?」

    「こちらからいろいろ働きかけても、結局、気づくのは本人次第ですから、本人自身の気づく能力にかかってきますから、気づく時を待つしかありません」

    「観音さま、いつまでに気づけば良いのでしょうか? タイムリミットはありますか?」

    「こちらからは特にタイムリミットは設けていません。まだ大丈夫です」

    「観音さま、気づいた人と気づけない人の居るこの世界に何かメッセージをください」

    「気づくことへの意識のシフトは、一瞬でできます」