恐怖心の箱の中身は・・・
- 作者: 奥山輝実,しんやゆう子
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2019/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今、幻覚妄想で苦悩している方々にも当てはまる症例レポートです・・・
「闇の神さま、さっきの魔物の正体は何ですか?」
「あなたの潜在意識の中にある恐怖心です」
「私の潜在意識の中になる恐怖心とは何ですか?」
「あなたをずっと閉じ込めておくためのものです。
あなたを幸せにしないようにするためのものです。
幸せになることに恐怖心を抱くようにさせています」
「闇の神さま、それはどこから、誰から来ているのですか?」
「あなたの潜在意識の中にある昔からのものです」
「その昔からあるもののルーツは何ですか? それを見せてください」
「あなたがブロックしているから見えませんよ」
「なぜ私は自分でブロックしているのですか?」
「見たくないからです。見るのが怖いからです。思い出したくないからです。(泣く)
だから、あなたは何重にもいっぱい鍵をかけた箱に入れて、ぐるぐると何重にもヒモで縛って、パンドラの箱のようにして奥にしまっています。
絶対に開けないようにしている箱があります」
「闇の神さま、いつからその絶対に開けない箱は私の中にあるのですか?」
「もう何十年も前からです」
「闇の神さま、もうそろそろその箱を私に開けさせてもらえますか?」
「あなたがもう開けても良いと思っているのなら」
「どうしたら私はその箱を開けることができますか?」
「鍵が必要ですよ。鍵が見当たりません。鍵がないと開きません」
「鍵はどこにありますか?」
「鍵はあなたが自分でどこかに隠したでしょう? どこに隠したの?」
「あっ みぞおちに隠したんだ!」
自分でみぞおちを探ってみると、昔の宝箱に使うような鍵が6本出てきました。
「闇の神さま、この鍵で良いですか?」
「それそれ、それで開きますよ」
「闇の神さま、私が自分で箱を開けるのを手伝ってもらえますか?」
「ええ、いいですよ。貸してごらん」(泣く)
泣きながら、一番外側に巻きついているチェーンを外して、大きな箱の鍵を開けて、その中に入っていた箱を次の鍵で開けて、その中にあった布でグルグル巻きにされていた箱の鍵を開けて、その中の次の箱の鍵も開けました。そして、最後に入っていた小さな箱の鍵も開けました。
一番小さな箱の中には、何も入っていませんでしたが・・・よく見ると、ヘソの緒のようなものが出てきました。
ヘソの緒を触ってみると、私は地球人で・・・(泣く)
地球人なんだな、と思いました。
地球の人間から生まれたんだな。
ちゃんとこの世に生まれたんだな。
宇宙からボッと来たのではないんだな。
地球で生を受けたんだ、そうなんだ、人間から生まれたんだ・・・そうか・・・それを感じさせてくれるのが、このヘソの緒です。
そのヘソの緒の意識体からの声が聞こえてきました。
「地球とちゃんと繋がってちょうだい。
あなたの全体は地球人だからね。
宇宙に思いを寄せすぎると、宇宙と地球のどちらにいたらいいのか、わからなくなるでしょう。
それではダメです。
あなたは今日、地球人だから地球と繋がって、このヘソの緒があなたを人間として、この地球で生きる証となってくれます」